シルバー文庫の大活字本、2022年スタートは、中島敦の名作『山月記』です。
隴西(ろうせい)の李徴(りちょう)は博学才頴(さいえい)、天宝の末年、若くして名を虎榜(こぼう)に連ね、ついで江南尉(こうなんい)に補せられたが、性、狷介(けんかい)、自ら恃(たの)むところ頗る厚く、賤吏(せんり)に甘んずるを潔しとしなかった。
国語の教科書で読んだ記憶のある方も多いと思います。
また、33歳の若さで早世した中島敦ですが、同時収録の『李陵』は死後、評価が高まった名作の一つです。こちらも同時にお楽しみいただけます。
大活字でストレスなく読み進められると思います。
時代を超えて愛される作品をぜひおたのしみください。
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